映像制作の案件の素材と納品データを整理する

映像制作の現場では、納品が終わったあとも、修正の指示に備えてデータを保管しておく必要があります。契約や社内のルールにもよりますが、半年から2年ほどの取り決めが多いようです。しかし、期間を過ぎても、なんとなく消せずにいることがほとんどではないでしょうか。結果として、ハードディスクの中には「バックアップ」の名のもとに、大量の動画が積み重なっていきます。
GRFRは、Macに保存した動画ファイルを整理し、検索できるアプリです。特長は、動画ファイルに一切の手を加えず、テキストファイルでメタデータを管理できること。フォルダ分けだけでは難しかった、クライアントや納品日といった複数の軸での検索ができます。ぜひ無料でダウンロードしてお試しください。
案件のフォルダを登録する
GRFRのメニューの「ファイル」から「フォルダを登録…」(⇧⌘O)を選び、案件のフォルダを指定します。案件フォルダをまとめている親フォルダを指定すれば、下の階層にある複数の案件も一度に登録できます。
登録すると、動画と同じフォルダに、動画から切り出したカバー画像と、メタデータを管理するJSON形式のテキストファイルを作成します。動画そのものには手を加えないので、画質が劣化することもありません。
動画を整理する
メタデータには、出演者、メーカー、レーベル、シリーズ、タグ、監督の6項目が最初から用意されています。これに加えて、映像制作の現場にあわせた項目を自由に追加できます。設定の「フィールド」タブにある「フィールドを追加…」から、例えば次のような項目を作ってみてください。
| キー | 表示名 | 型 |
|---|---|---|
client |
クライアント | 文字列 |
project |
案件 | 文字列 |
delivered_at |
納品日 | 日付 |
secondary_use |
二次利用 | 真偽値 |
一覧から動画を選ぶと、追加した項目をインスペクタで入力できます。複数の動画を選択すれば、一括で編集することもできます。
動画を検索する
メニューの「ファイル」から「新規フィルタ…」(⌥⌘N)を選ぶと、メタデータの項目を組み合わせた検索条件を保存できます。保存したフィルタはサイドバーの「フィルタ」に並び、クリックするとその一覧に切り替わります。
Macで動画ファイルを整理しよう
GRFRは、Macに保存した動画ファイルを整理して、検索できるアプリです。タイトルや出演者、タグなどのメタデータをつけて、お気に入りの動画を何度も見返したり、サムネイルを並べて楽しめます。
macOS 26以上無料(アプリ内課金あり)

よくある質問
納品した動画ファイルは変更されませんか?
変更されません。GRFRに登録しても、動画ファイルには一切の変更を加えません。動画と同じフォルダに、メタデータを記録したJSON形式のテキストファイルと、一覧に表示するためのカバー画像のみ作成します。